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自分の根幹が揺らぐ死を経験したのはこれで二度目

一度はジョンヒョンが亡くなった時、昨日 3月30日 午前11時34分  13年と5ヶ月連れ添った愛犬を看取った時。

あれから1日以上経過するけど動物病院で最後に手入れてしてもらった毛は変わらずふわふわくりくりで何より触り心地がよく、本当に可愛い。肉球も鼻も生前と変わらずぷりぷり。ここを触るのが大好きだった。私のくせだった。目は少し開いたままなので眼球が萎んできつつあるけど、目を少し開けて寝る時もあった子だったので横に寝転んで同じ目線で見ると一見寝ているようにしか見えない。昨晩鼻に顔を寄せた時微かに息をしていたような気がして、自分の息を極限まで止めて確かめた。気のせいなことは分かっているしもう体も冷たくまばたきもしないのにまだ生きてるんじゃないかと心のどこかで思ってしまう自分もいる。

 

お腹 めちゃめちゃ下してる。父母は食欲あまりないようだが、私は逆に何かしら食べてないと紛らわせられないような感じになってる。でも腹下しなので今は寝ることしかできない

明後日火葬になる。この可愛い毛並みもまんまるのおめめもぷにぷにの肉球も全部全部この世からなくなるんだと思うと心の行きどころがなくなる。剥製にさせてくれないか。骨を拾ってちゃんと見送ってあげるのがこの子の為だとは分かっていても明後日を迎えたくない

傍にこの子がいて生活するのが当たり前だった。ネギや玉ねぎを切る時にそのままこの子が触ったり口にしたりするものに触れないよう徹底したり 音と気配に敏感な子なので(人間でいうHSPのようなもののHSDという気質があるらしい、多分そうだった)だしここ半年ほどは私に対しての分離不安が特に酷かったので玄関のドアを開ける時に極力音を立てないようにするとか、この家で生活する以上隅々まで一緒だった記憶が染み付いてるのでそれが突然なくなったことに長く耐えられる気がしない。転職して早々にもうこの家を出る、この子が生きてるまでとは思っていたのでもうこの家に留まる理由が本当に1ミリもない。無理です。今朝も親に対してクソ幼稚人間ムーブかましてしまった。これからは1人の家で自分のしたいように過ごす。お骨はペンダントに入れて肌身離さず持ち歩く。同じところに行けるか分からないけど願わくばまた会いたいよ。向こうでは病気する前みたいに元気に沢山鳴いて走り回っていっぱい遊んでてね。寂しい思い沢山沢山させて本当にごめん。愛してます。世界中で誰より一番きみが可愛いよ。ありがとう。